
■担担麺がいつのまに坦々麺に?
もともとタンタンメンは、四川で天秤棒に担いで売り歩いていたところから「担担麺」と呼ばれるようになった。よって漢字で書く時には手偏の“担”を使うのが正解!
ところが日本の多くの中華レストラン、甚だしいのは本格派と名乗る四川料理店でさえ“坦々麺”と土偏を使っているのだ。こんな間違いを指摘しなければいけないほど、日本の中華料理はまったくもっていかがわしいレストランが多い。
担担麺だけで指摘すると、文字だけの問題だけでなく、中身についても糾弾する必要がある。
続きを読む "間違いだらけの中華料理:担担麺" »

■レストランに見る香港の北京化現象
香港に大陸から観光客が押し寄せるようにやってきた2004年。資本の流入は1990年代よりはじまっていて、新しい世紀を迎えてからは、中国の代表的ブランドが香港に進出するようになっていた。
中国が世界に誇る代表的ブランドとは何か?
洋服や電化製品ではない。
私が取り上がるのだから、食に関わる。
それは、レストランである。
■香港に進出した中国大陸の有名レストラン
2001年、北京ダックの『全聚徳』が香港に出来た時はかなりの話題になったようだ。
続きを読む "香港の北京化、北京の香港化(その2)" »

■香港の北京化現象
香港で北京語を耳にする機会が増えてきた。台湾人やシンガポール人が使う北京語ではなく、綺麗な巻き舌音で発音している中国大陸からやってきた人々の言葉である。
香港の観光名所であるビクトリアピーク、香港有数の高級広東料理店、免税品を扱っているデュティーフリーショップ、そしてペニンシュラホテルのブランド街でも北京語で会話する一団を頻繁に遭遇する。
続きを読む "香港の北京化、北京の香港化(その1)" »
■アジアに出かけて美味しい物を食べるために
私が正統派中国料理レストランを利用するための本を書きたいと思ったのは、多くの日本人がアジアに出かけて本場の中国料理レストランで食事をしているのにもかかわらず、本当に美味しい中国料理を食べていないことに気が付いたからです。
アジアに旅行や出張などで出かける日本人は年間250万人ほどいます。一般的な日本人なら、
続きを読む "日本人がアジアで通用するために《正宗中国菜》!" »
■シノベリではなく「シノヴェリ」です!
今日はゴールデンウィーク、休暇中の方も多いでしょうから、軽い切り口で・・・。
私は中国語で《正宗中国菜》を、「シノワ・ヴェリタブ」と翻訳し、更に言いやすく縮めて『シノヴェリ』と書きました。
こうやって文字で綴るとなんら問題はないのですが、今人気の明治大学文学部斉藤孝教授では
続きを読む "シノベリにあらずシノヴェリなり!" »
■中国料理界のトレンドの流れ

食の分野の中でも、特に飲食店の流行り廃りは時代によって大きな浮き沈みがあります。比較的安定しているように見える中国料理界においても「流行(トレンド)」の影響は常に受けていました。
■1980年代以後の中国の流行
中国料理界の流行という点で北京と香港では若干の時間差はあるが、大きな流れとしては:
1980年代後半からの「広東料理ブーム」
1990年代前半からの「ヌーベルシノワ〈新派中国菜〉ブーム」
1990年代後半からの「フュージョン〈多国籍中国菜〉ブーム」
2000年代前半からの「家庭料理〈家常菜〉、田舎料理〈四川菜・東北菜〉ブーム」、 「プライベート・ダイニング〈私房菜〉ブーム」
中国大陸での「広東料理ブーム」が実態や、「ヌーベルカントン〈新派粤菜〉」が香港を起点にして
続きを読む "中国料理界最新の流行《シノヴェリ》" »
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